2014年4月17日木曜日

インフルエンザに漢方薬?

「ねえねえ教えて!」

ありゃ、またこないだの友人(まだインフルエンザ?)からメールが来ました。

インフルエンザ、大丈夫だったかなとちょっと心配していたんだ。
こないだの熱はいったん下がったようですが……。

「じつは、またチビが熱を出して。
頭痛がかなりきつかったんで、病院に連れて行ったの。
そしたら、周りにインフルの人いますか? いなければ風邪かな。
インフルエンザの初期にも使う漢方薬を出しますね、って。
よく効いたよ♪
この頃はそんな治療もあるの?」
って。

あるある。
麻黄湯という漢方薬を飲んだ場合と、タミフルを飲んだ場合とで、
平熱になる時間がほぼ変わらなかった、という発表がありまして。

10歳以下には使ってはいけないことになっていた、タミフルなどの抗ウイルス薬が
うやむやのうちに使用されるようになったことや、
タミフルの使い過ぎによる耐性ウイルスの出現が問題になっていて、
これはいい、と麻黄湯を使い始めたお医者さんがいっぱいいるらしいんです。

人体にはウイルスが細胞内に侵入した時に、
ウイルスを取り込んで排除する機能があり、
麻黄湯はこれを増強する、のらしい。

麻黄湯は、皮膚の熱を上げる作用があります。
簡単に言うと、熱を上げて、ウイルスをやっつけるお手伝いをする、って感じ。
だから、解熱剤を一緒に飲んだらダメよ。

「危険な薬じゃない!? 大丈夫?」
お医者さんで処方してもらったんならダイジョブだよ。
めちゃくちゃ弱ってる人とか、めちゃくちゃ胃腸の弱い人とか、体質に合わない人もいるけど。

「よかったー。ありがと! それにしてもインフルだったのか何だったのかなァ。ま、どっちだっていいけど」

漢方薬処方は、検査しなくても処方できるから、いずれにしても便利ですよね。
インフルじゃなかった、といって抗ウイルス薬処方できないんじゃ、ガッカリだもんね。
どっちかわからないから、麻黄湯出しときましょうね。
これならはずれなし。

でも、麻黄湯がインフルエンザに効くわけではないと、
断固として漢方薬を認めないお医者さんもいるようです。

じつはこないだの「まだインフルエンザ?」を書いたあと、
編集さんから、
「近所で、『インフルだったら困るでしょ?』と言って、
なかなか検査をしてくれないお医者さんがいて 評判悪いんですヨ。
でも、意外といいお医者さんなのかも」
という情報が。

あ、そのお医者さん。
ウチの長男がアカンボの時、
アトピー治療に、山ほど漢方薬処方してくれたお医者さんだ…………。
(ちなみに、アトピー症状はまったくよくなりませんでした)

ま、タミフルだろうが麻黄湯だろうが、
そんなもん飲まなくたって治りますわい。



右は、お隣さんが育てている、くきたち菜。
たくさんいただいたので、おひたしを作りおき。
くきたち菜、私の地元山形でよく食べます。
菜の花ににた味、食感で、とっても食べやすくおいしいです。
チャンプルーのような炒め物にも煮びたしにも、
なんにしてもおいしい。私はシンプルにおひたしが好き。
スーパーには売ってないんですよね・・・。
いただけるのが超うれしい。
お隣さんの地元は、福島なんですよ。
教えてもらって、私も今度植えてみようかな・・・・。

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